戦略

ポジショニング

Positioning

市場と顧客の心の中で占める独自の席。競合との違いと、顧客にとっての意味の二軸で設計される。

意味

ポジショニングとは、市場と顧客の心の中で、ブランドが占める独自の席を定めることである。競合との違いと、顧客にとっての意味という二つの軸で設計される。

同じカテゴリに多くの選択肢がある中で、「どんなときに、なぜこのブランドか」を明確にするのがポジショニングの役割である。すべてに応えようとするのではなく、占める位置を絞る発想に立つ。

重要なのは、企業が主張したい位置と、顧客の頭の中で実際に占められる位置が一致するかどうかである。心の中に確かな席を得て初めて、ポジショニングは成立する。

成り立ち

positioning は「位置づけ」を意味する語で、position(位置)を動詞化した名詞である。市場という空間の中で自らの居場所を定める、という比喩を核にしている。

この概念は、Al Ries と Jack Trout が1970年代から1980年代にかけて広めたことで知られ、「顧客の心の中の位置」を争点として捉える見方を定着させた。

使いどころ

ポジショニングは、セグメンテーションとターゲティングを経て、狙う相手の心にどう位置づくかを定める段階で用いられる。誰に、どんな独自の意味で選ばれるかを言葉にする。

USPやブランドプロミスと結び付けると、独自の位置を具体的な強みや約束へと落とし込みやすくなる。

参考・出典

Highlite 編集部(2026) 「ポジショニング」をめぐる用語ノート
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