や
測定
ユーザーリサーチ
User Research
利用者の行動・態度・文脈を体系的に調べ、設計や意思決定の根拠を得る営み。観察・面接・調査など複数の手法を組み合わせて行う。
意味
ユーザーリサーチとは、利用者が何を求め、どう振る舞い、どんな文脈に置かれているかを体系的に調べる営みである。作り手の思い込みではなく、観察された事実に基づいて設計や意思決定を導くことを目的とする。
手法は一つではなく、行動を観察する調査、深く問う面接、規模を捉える定量調査などを、明らかにしたい問いに応じて使い分ける。数値で「どれだけ」を測る定量と、理由や文脈の「なぜ」を掘る定性を、補い合わせて用いる点が要になる。
測定の視点では、リサーチは打ち手の前提を確かめる装置として働く。仮説を持って臨み、事実によって修正していく往復が、体験やブランドの設計を地に足のついたものにする。
成り立ち
ユーザーリサーチは、人間中心設計(Human-Centered Design)やユーザビリティ工学の広がりとともに、製品・サービス開発の実務に定着した。社会調査や心理学の調査手法を応用して発展してきた領域である。
使いどころ
「設計に入る前にユーザーリサーチを行う」といった形で、思い込みを排し事実を集める工程として語られる。結論を先に決めず、問いを立てて確かめる姿勢とともに用いられることが多い。
参考・出典
Highlite 編集部(2026) 「ユーザーリサーチ」をめぐる用語ノート