ら
表現
両面提示
Two-sided Message
利点だけでなく欠点や制約もあわせて伝える訴求のしかた。長所のみを述べる片面提示と対をなす。
意味
両面提示とは、商品や主張の利点だけでなく、欠点や制約もあわせて伝える訴求のしかたを指す。良い面ばかりを並べる片面提示と対をなす考え方である。
あえて弱点にも触れることで、受け手に「隠していない」という印象を与え、かえって信頼を得られる場合があるとされる。とりわけ、相手が批判的な情報にすでに触れているときに有効とされることが多い。
ブランドの観点では、誠実な情報提供の姿勢そのものが人格の表現になる。都合の悪い点を認める語り口が、長期的な信頼の土台を築くことがある。
成り立ち
説得的コミュニケーションの研究において、長所のみを述べる片面提示と、短所も併せる両面提示を比較する枠組みとして整理されてきた。受け手や状況によって効果が変わる点が論じられている。
使いどころ
受け手が懐疑的な場面や、比較検討が進んでいる相手への訴求で選ばれることがある。長所だけを並べる片面提示との使い分けが判断の焦点になる。
参考・出典
Highlite 編集部(2026) 「両面提示」をめぐる用語ノート