表現

スローガン

Slogan

施策や時期に紐づく標語。長期の顔であるタグラインと異なり、キャンペーン単位で入れ替わることが多い。

意味

スローガンは、施策や時期に紐づく標語を指す。ブランドの長期の顔として据え置かれるタグラインとは異なり、キャンペーンや季節に合わせて掲げられ、役目を終えれば入れ替わっていくことが多い、期間限定の言葉である。

短く覚えやすい一句にまとめ、その時々の訴えを人の記憶に残すことを狙う。長期の姿勢そのものではなく、特定の施策で伝えたいことを、その場面に合わせて端的に言い切る役割を担う。

入れ替わりを前提とするからこそ、タグラインとの役割分担を意識しておく必要がある。長期の顔を揺らさずに、その時々の訴えをどう重ねるかが、標語としての効き目と一貫性の両立を左右する。

成り立ち

語源はスコットランド・ゲール語の「鬨の声(sluagh-ghairm)」に遡るとされ、集団を鼓舞する掛け声を指した。そこから、標語や宣伝文句としての現在の意味へと転じ、施策ごとに掲げられる短い訴えの言葉を指すようになった。

使いどころ

キャンペーンや季節施策など、期間を区切って訴えを立てたいときに用いられる。その時々の焦点を短く言い切ることで、施策の記憶を残しやすくする役割を果たす。

運用では、長期の顔であるタグラインと混同しないよう役割を分けておくことが肝心である。スローガンは入れ替わる前提で、タグラインの一貫性を損なわない範囲で重ねるのが扱いの基本になる。

参考・出典

David Ogilvy(1983) Ogilvy on Advertising
Highlite 編集部(2026) 「スローガン」をめぐる用語ノート
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