表現

ストーリーブランド

Story Brand

顧客を物語の主人公に据え、ブランドをその歩みを助ける導き役として位置づける伝え方の枠組み。

意味

ストーリーブランドとは、コミュニケーションを物語の構造でとらえ、顧客を主人公、ブランドをその歩みを助ける導き役として位置づける考え方である。

主役を自社ではなく顧客に置く点に特徴がある。ブランドは称賛を求める主人公ではなく、課題を抱えた顧客を目的地へと案内する役回りに徹する。

この枠組みは、伝えたいことを詰め込んで自社を語りすぎる状態を避け、顧客にとっての意味を中心に据えるための整理として語られる。

成り立ち

物語の登場人物の役割分担に着想を得て、顧客を主人公、ブランドを導き役に据えるという発想が、ブランドコミュニケーションの枠組みとして提唱された。

英語では story brand と呼ばれ、企業目線の語りから顧客目線の物語へと視点を移す考え方として広まった。

使いどころ

ストーリーブランドは、伝えるメッセージが自社中心になりがちなときに、顧客を主役に据え直すための視点として使われる。

ストーリーテリングやコンセプトの議論とあわせて論じられ、誰の物語として語るかを問い直す枠組みとして参照される。

参考・出典

Highlite 編集部(2026) 「ストーリーブランド」をめぐる用語ノート
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