戦略

ファネル

Marketing Funnel

認知から購入へ絞り込まれる顧客の流れを漏斗で捉える枠組み。どの段でこぼれるかを見立てる道具。

意味

ファネルとは、認知から購入へと顧客が絞り込まれていく流れを、漏斗の形になぞらえて捉える枠組みのことである。上段ほど人数が多く、下段に進むほど数が減っていく様子を表す。

この見立ての利点は、顧客がどの段階でこぼれ落ちているかを可視化できる点にある。認知は十分でも検討に進まない、検討はされるが購入に至らない、といった詰まりを見つけやすくなる。

現実の顧客行動は必ずしも一方向に進むわけではないが、流れを段階に分けて捉えるための共通の物差しとして広く使われている。

成り立ち

funnel は「漏斗(じょうご)」を意味する英語で、口が広く先が細い器具の形が、多くの見込み客が少数の購入者へと絞られていく様子の比喩として用いられた。

顧客の購買に至る道のりを段階で捉える発想の中で、その形状のわかりやすさから、マーケティングの定番の図式として定着した。

使いどころ

ファネルは、どの段階に課題があるかを見立て、施策の重点を決める際に使われる。認知の拡大が要るのか、検討から購入への後押しが要るのかを切り分けるのに役立つ。

カスタマージャーニーやマーケティングの議論と併せると、顧客の流れと各接点の役割を対応づけて考えやすくなる。

参考・出典

Highlite 編集部(2026) 「ファネル」をめぐる用語ノート
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