資産

ファーストパーティデータ

First-Party Data

企業が自社の顧客接点を通じて直接得た、購買や行動などのデータ。同意にもとづく自社の資産を指す。

意味

ファーストパーティデータとは、企業が自社の顧客接点を通じて、顧客本人から直接取得したデータを指す。会員登録の情報、購買履歴、自社サイトやアプリでの行動などが該当し、本人の同意のもとで得られた、自社にとっての一次データにあたる。

その価値は、出所が明確で信頼性が高く、自社の顧客との関係に根ざしている点にある。外部から購入するサードパーティデータに比べ、精度や鮮度の面で扱いやすく、何より自社の資産として蓄積・活用できる。プライバシー保護の潮流が強まるなか、その重要性は一段と高まっている。

ブランドの観点では、ファーストパーティデータは顧客との直接的な関係の証でもある。データを預けてもらえるかどうかは信頼の表れであり、得たデータをどう扱うかが、その信頼を深めるか損なうかを左右する。

成り立ち

「ファーストパーティ(first-party)」は「当事者・自社」を意味し、データの出所による分類(自社/提携先/外部)の一つとして用いられる。第三者が集めたクッキーなどのサードパーティデータの利用に制約が広がる潮流を背景に、自社で直接得るデータの価値を語る文脈で注目が高まった。

使いどころ

データ活用の戦略やプライバシー対応を論じる文脈で用いられる。提携先から得る「セカンドパーティデータ」、外部から得る「サードパーティデータ」との対比で、出所と信頼性の違いを整理する際に使われる。

参考・出典

Highlite 編集部(2026) 「ファーストパーティデータ」をめぐる用語ノート
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