体験

エスノグラフィ

Ethnography

利用者の生活や現場に身を置いて観察し、言葉にされない行動や文脈を読み取る調査手法。

意味

エスノグラフィとは、対象となる人々の生活や仕事の現場に入り込み、その場の行動や慣習を観察して理解しようとする調査の方法を指す。アンケートや聞き取りでは掴みにくい、無意識の振る舞いや文脈を捉える点に特徴がある。

人は自分の行動を必ずしも正確に語れない。そこで、語りだけに頼らず現場を観ることで、言葉にならない不便や工夫を見つけ出す。デザイン思考では共感を深める入り口として位置づけられる。

成り立ち

もとは文化人類学で、民族や集団の文化を現地での参与観察により記述する研究手法を指した語で、後にデザインやマーケティングの利用者調査へ応用された。

使いどころ

利用者の実態が数値や発言だけでは見えにくいときに、現場に赴いて観察する。得られた気づきをインサイトの深掘りや課題定義へつなげる。

参考・出典

Highlite 編集部(2026) 「エスノグラフィ」をめぐる用語ノート
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