構造

発散と収束

Divergence and Convergence

選択肢を広げる発散と、絞り込む収束を意識的に分けたうえで、交互に行き来する思考の運び方のこと。

意味

発散と収束とは、思考を進める際に、選択肢を広げる局面(発散)と、絞り込む局面(収束)を意識的に区別し、交互に行き来する進め方を指す。両者を同時に行うと、発想が萎縮したり判断が甘くなったりしやすい。

まず判断を保留して幅を広げ、その後に基準を定めて絞る。この切り替えを規律として持つことで、量と質の双方を確保しやすくなる。デザインのプロセスを支える基本的なリズムである。

成り立ち

diverge(分岐・拡散)とconverge(収束)に由来する対概念で、創造的問題解決やデザインプロセスの説明において、思考の広げ方と絞り方を表す枠組みとして用いられる。

使いどころ

アイデエーションでは発散を、案の選定では収束をと、局面ごとに態度を切り替える。いま広げる時間か絞る時間かを共有し、議論の混線を防ぐ道具として使う。

参考・出典

Highlite 編集部(2026) 「発散と収束」をめぐる用語ノート
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