測定

想起集合(考慮集合)

Consideration Set

顧客が購買を検討する際に、実際に候補として頭に思い浮かべる少数のブランドの集まり。

意味

想起集合とは、顧客が何かを買おうとするとき、実際に候補として思い浮かべる少数のブランドの集まりのことである。考慮集合とも呼ばれる。

人はカテゴリー内のすべての選択肢を比べるわけではない。頭に浮かぶ数個の候補の中から選ぶため、そもそもこの集合に入っているかどうかが選ばれる前提になる。

想起集合に含まれていないブランドは、いくら実力があっても検討の土俵に上がらない。まず思い浮かぶ存在になることが、選ばれる手前の関門とされる。

成り立ち

consideration set は「検討の集合」を意味する英語で、購買時に候補として考慮されるブランド群を指す。人がすべての選択肢ではなく限られた候補から選ぶという理解に基づく。

想起集合・考慮集合という呼称は、記憶から呼び起こされ候補として残るブランドのまとまりを表す語として、消費者行動の議論に定着した。

使いどころ

想起集合は、ブランドが購買の検討段階でどれだけ候補に入っているかを捉える際に使われる。認知の先にある「候補入り」を問う視点になる。

純粋想起や第一想起、メンタルアベイラビリティといった概念と関連づけて論じられ、選ばれる前提としての存在感を測る枠組みの一部をなす。

参考・出典

Highlite 編集部(2026) 「想起集合(考慮集合)」をめぐる用語ノート
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