測定

シェアオブサーチ

Share of Search

カテゴリ内の検索数に占める自社名の割合。頭の中でどれだけ想起されているかの、手に入りやすい代理指標。

意味

シェアオブサーチは、あるカテゴリ内の検索数に占める自社名の割合を指す。人々の頭の中でそのブランドがどれだけ想起されているかを、検索という行動の跡から推し量る、手に入りやすい代理指標である。

調査によらず公開の検索データから算出できるため、比較的手軽に継続観測できる点に特色がある。カテゴリ全体の検索に対する自社の取り分として捉えることで、想起の勢いを相対的に読み取ろうとする。

あくまで想起の代理指標であり、検索の背景にある動機まで映すわけではない。数値の増減を需要や関心の先行きを読む手がかりとしつつ、他の指標と併せて解釈することが前提になる。

成り立ち

近年提唱された指標で、検索数のシェアを需要の先行指標として用いる議論として広まった。Les Binet らが提唱したとされ、市場シェアや売上に先立つ兆候を、検索という観測しやすい行動から捉えようとする発想に基づく。

使いどころ

ブランドの想起や関心の動きを、調査を待たずに継続して追いたいときに用いられる。カテゴリ内での自社の取り分の推移を見ることで、施策の効き目や需要の先行きを早めに読み取る手がかりになる。

解釈では、想起(メンタルアベイラビリティ)を測る他の指標と併せて読むことが望ましい。単一の数値で結論づけず、純粋想起や助成想起といった認知の指標と重ねて見立てる姿勢が求められる。

参考・出典

Les Binet ほか(2020) Share of Search をめぐる議論
Highlite 編集部(2026) 「シェアオブサーチ」をめぐる用語ノート
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