体験

人間中心設計

Human-Centred Design (HCD)

実際の利用者の要求や文脈を軸に据え、理解・設計・評価を繰り返して使いやすさを高める設計思想。

意味

人間中心設計とは、システムやサービスを設計する際に、つくり手の想定ではなく実際に使う人の要求・文脈・行動を中心に据える考え方を指す。利用状況を理解し、要求を定め、解決案を設計し、評価するという流れを、目標に達するまで繰り返す点に本質がある。

略してHCDと呼ばれる。使いやすさを主観に委ねず、利用者を巻き込んだ観察と評価によって確かめながら磨いていく姿勢が中心にある。

成り立ち

利用者中心の設計の考え方は人間工学やユーザビリティ研究のなかで発展し、国際規格ISO 9241-210(インタラクティブシステムの人間中心設計)として整理されている。

使いどころ

デジタルプロダクトの設計指針として広く用いられ、体験づくり全般の土台としても参照される。ブランド体験の設計でも、受け手の実際の使われ方から逆算する発想として援用される。

参考・出典

Highlite 編集部(2026) 「人間中心設計」をめぐる用語ノート
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