表現

アイキャッチ

Eye-catch

視線を最初に引き寄せ、内容へ導く役割を担う画像や見出しなどの視覚要素。

意味

アイキャッチとは、広告やウェブページ、記事の冒頭などで、受け手の視線を最初に捉えることを目的に配置される視覚要素を指す。画像・イラスト・大きな見出し・色面などがこれにあたり、限られた一瞬のうちに「読む・見る価値がありそうだ」という期待を喚起する役割を担う。

情報過多の環境では、内容の良し悪し以前に「気づかれるか」が最初の関門となる。アイキャッチはこの入口を設計する要素であり、後続のコピーや本文へ視線を滑らかに受け渡すことが求められる。目立つことそのものが目的化すると、内容との乖離が生じ、かえって信頼を損なう点に注意が必要である。

成り立ち

英語の catch the eye(目を引く)に由来する和製英語的な表現で、日本の広告・編集の現場で広く定着した。紙媒体の誌面設計における「視線誘導」の考え方を出自とし、ウェブやSNSのサムネイル設計へと応用範囲を広げてきた。

使いどころ

記事のサムネイル、バナー広告、店頭POP、SNS投稿の一枚目など、受け手が能動的に選別する場面で重視される。制作時は、伝えたい主題とアイキャッチの表現が一致しているか、ブランドの世界観から逸脱していないかを確認することが実務上の要点となる。

参考・出典

Highlite 編集部(2026) 「アイキャッチ」をめぐる用語ノート
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