戦略

エンパシーマップ

Empathy Map

対象者の見聞き・思考・感情を書き出し、視点を立体的に理解する図。

意味

エンパシーマップとは、理解したい対象者について「何を見ているか」「何を聞いているか」「何を考え感じているか」「何を言い、行動するか」などの観点を書き出し、その人の視点を立体的に捉えるための図である。

属性データだけでは見えにくい、対象者の内面や置かれた状況を関係者で共有することを助ける。作り手の思い込みを一度脇に置き、相手の立場から世界を眺め直す訓練としての性格を持ち、インサイトの探索やコンセプト検討の下地づくりに用いられる。

成り立ち

英語 empathy(共感)に由来し、人間中心のデザインやサービス開発の実務で用いられる可視化手法の一つとして広まった。対象者への共感を、感覚に頼らず構造的に整理しようとする発想に基づく。

使いどころ

顧客理解を関係者ですり合わせる初期段階で作られることが多い。データの数字の背後にいる「人」を具体的に思い描くための共通の下地となり、ペルソナやカスタマージャーニーの検討へつなぐ手がかりとして活用される。

参考・出典

Highlite 編集部(2026) 「エンパシーマップ」をめぐる用語ノート
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