さ
体験
ゾーニング
Zoning
空間や売場を目的や役割に応じて区分けし、人の動きや過ごし方といった体験を設計する考え方。
意味
ゾーニングとは、空間や売場を、目的や役割に応じたまとまり(ゾーン)に区分けし、人の動きや過ごし方を設計することである。どこに何を配置するかの全体構想を指す。
個々の陳列や装飾の前に、空間をどう分けるかという大枠を決める段階にあたる。動線や滞在の流れを見据えて、体験の骨格を組み立てる。
店舗に限らず、展示やイベントの空間設計でも用いられる。人がどう入り、どこで立ち止まり、どう出ていくかを、区分けを通じて導く発想である。
成り立ち
zoning は「区域分け」を意味する英語で、zone(区域)に由来する。もとは都市計画などで用途ごとに区域を定める考え方を指した。
この発想が店舗や商業空間の設計に取り込まれ、売場や施設を役割ごとに区分けして体験を組み立てることを指す語として用いられるようになった。
使いどころ
ゾーニングは、店舗や空間の設計で、動線や滞在体験の骨格を決める段階で用いられる。個別の演出より前の全体構想にあたる。
顧客の体験全体をどう設計するかという観点から、サービスデザインやタッチポイントの議論とあわせて論じられる。
参考・出典
Highlite 編集部(2026) 「ゾーニング」をめぐる用語ノート