な
体験
粘着性
Stickiness
メッセージや製品が受け手の記憶に残り、離れにくく定着する性質。忘れられず、使い続けられる強さを指す。
意味
粘着性(スティッキネス)とは、メッセージや製品が受け手の記憶にとどまり、離れにくく定着する性質を指す。一度触れたら忘れられない、あるいは使い始めたら離れられない、という「くっつく」強さのことである。
情報の文脈では、記憶に残り語り継がれやすいメッセージの性質を指す。製品やサービスの文脈では、利用者が習慣的に使い続け、離脱しにくい状態を指す。いずれも、接触が一過性で終わらない点が核にある。
ブランドの観点では、粘着性は認知や関与を持続させる力になる。届いた瞬間だけでなく、時間を越えて残り続けることが、選ばれ続ける土台を支える。
成り立ち
粘着性(stickiness)は「くっつきやすさ」を意味する語で、記憶に残り定着しやすいメッセージの性質を論じる文脈で広く用いられるようになった。デジタルの領域では、利用者がサービスを使い続け離脱しにくい度合いを指す指標としても定着している。
使いどころ
使いどころは、メッセージ設計やサービスの継続利用を考える場面である。記憶に残る伝え方や、使い続けたくなる仕組みをどう作るかという問いに結びつく。粘着性は「囲い込み」による離脱防止とは異なり、受け手の納得を伴う定着を目指す点を意識したい。
参考・出典
Highlite 編集部(2026) 「粘着性」をめぐる用語ノート