戦略

類似性

Similarity

自ブランドと他との共通点。競合の枠組みに属していると認識させ、選択肢に入る条件を満たす要素。

意味

類似性とは、自ブランドと同じ分類の他ブランドとの間にある共通点を指す。差異ばかりが注目されがちだが、まず「同じ土俵にいる」と認識されるための共通点も欠かせないという考え方である。

ある分野で当然備えるべき要素を満たしていないと、そもそも比較の対象にすら入らないことがある。差別化の前提として、最低限の共通点で選択肢に入る条件を満たす必要がある。

ブランドの観点では、類似性は差別化と補い合う関係にある。共通点で選択肢に入り、相違点で選ばれるという二段構えが、ポジショニングの設計を支える。

成り立ち

ポジショニングの議論において、差別化の要素(point of difference)と対に、分類への帰属を示す要素(point of parity)を置く整理のなかで論じられてきた。共通点と相違点を分けて捉える見方に由来する。

使いどころ

差別化を語る前段として、まず同じ分類に属すると認識させる共通点を確認する。相違点だけを追う設計への対比として引かれる。

参考・出典

Highlite 編集部(2026) 「類似性」をめぐる用語ノート
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