あ
構造
API連携
API Integration
システム同士が定められた手順でデータや機能をやり取りし、互いに連携できるようにする仕組みを指す。
意味
API連携とは、異なるシステムやサービスが、あらかじめ定められた窓口と手順(API)を介して、データや機能をやり取りし、互いに協調して働けるようにすることを指す。それぞれ独立した仕組みを、必要な部分だけつないで一つの流れとして機能させる橋渡しにあたる。
APIは、システムの内部構造を隠したまま、外部が使える窓口だけを公開する。これにより、片方の中身が変わってももう片方は影響を受けにくく、機能を部品のように組み合わせて新しいサービスを素早く組み立てられる。連携が進むほど、データが分断されずに流れる下地が整っていく。
ブランドや体験の観点では、API連携が顧客接点をまたいだデータの一貫性を支える。顧客情報や在庫、購買履歴が各システム間でつながることで、どの接点でも同じ顧客として扱う体験が成り立ちやすくなる。
成り立ち
API(Application Programming Interface)は、ソフトウェア同士がやり取りするための取り決めを指す語で、その取り決めを通じてシステムをつなぐことを「API連携」と呼ぶ。クラウドサービスの普及により、機能を部品として組み合わせる開発が広がったことを背景に、DXの基盤概念として重視されるようになった。
使いどころ
システム構成やデータ連携を論じる文脈で用いられる。個別の仕組みを一つに作り込むのではなく、既存のサービスをつないで組み立てる発想を指す際に使われることが多い。
参考・出典
Highlite 編集部(2026) 「API連携」をめぐる用語ノート