表現

ピクトグラム

Pictogram

意味を図で示す絵記号。言語に依らず伝わるため、案内やUIで一貫した「らしさ」を保つ部品になる。

意味

ピクトグラムとは、意味を図で示す絵記号のことである。言語に依らずに伝わるため、案内表示やUIにおいて、誰にとっても直感的に理解できる情報の担い手になる。

文字を読ませる代わりに、形そのものに意味を託すのがピクトグラムの働きである。トイレ・非常口・禁煙といった標識のように、一目で行動を促せる点に強みがある。

ブランドの文脈では、統一された絵記号の体系を持つことが「らしさ」の一貫性につながる。同じ設計思想でつくられたピクトグラムは、接点をまたいで同じ空気をまとわせる。

成り立ち

pictogram は「絵」を意味するラテン語 pictus と、「書かれたもの」を意味するギリシャ語由来の -gram を組み合わせた語で、「絵で書き記したもの」を原義とする。

言語を越えて情報を伝える必要が高まる中で、公共空間の案内記号として体系的に整備され、デザインの語彙として広く用いられるようになった。

使いどころ

ピクトグラムは、多言語環境の案内や、限られた面積で素早く意味を伝えたいUIで用いられる。書体やカラーパレットと同じ思想で設計すると、ブランドの一部として機能する。

デザインシステムやブランドガイドラインの中に絵記号の作法を組み込むことで、人が増えても一貫した表現を保ちやすくなる。

参考・出典

Highlite 編集部(2026) 「ピクトグラム」をめぐる用語ノート
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