ま
表現
モーションアイデンティティ
Motion Identity
ロゴや要素の「動き方」の統一設計。静止した見た目だけでなく、動きの癖でも「らしさ」を識別させる。
意味
モーションアイデンティティとは、ロゴや構成要素の「動き方」を統一して設計する考え方である。静止した見た目だけでなく、どう現れ、どう変化し、どう消えるかという動きの癖を、ブランド識別の一部として扱う。
映像やウェブ、アプリなど、動きを伴う接点が増えるにつれて重要性を増した領域である。立ち上がりの速さ、間の取り方、要素の連なり方といった振る舞いに一貫した性格を持たせることで、音や色と同じように「らしさ」を伝える。
静的なロゴ規定を動きの次元へ拡張したものと位置づけられ、ブランドガイドラインやデザインシステムの一項目として仕様化されることが多い。
成り立ち
「モーション(motion)」は「動き」を、「アイデンティティ(identity)」は「識別・同一性」を意味する。視覚的な同一性を定めるビジュアルアイデンティティの発想を、時間軸を持つ動きにまで広げた語として、映像・デジタル表現の普及とともに用いられるようになった。
使いどころ
「モーションアイデンティティを定める」といった形で、動画のオープニングやUIのアニメーションに一貫性を持たせる場面で用いられる。個々の動画を場当たりに作るのでなく、共通の動きの規範に沿わせる際の基準になる。
参考・出典
Highlite 編集部(2026) 「モーションアイデンティティ」をめぐる用語ノート