運用

ブランドブック

Brand Book

ブランドの思想・世界観をまとめた読み物。ガイドラインより情緒寄りで、チームへの共有のために編まれる。

意味

ブランドブックとは、ブランドの思想や世界観をまとめた読み物のことである。仕様書というより、そのブランドが何を大切にしているかを物語として伝えるためにつくられる。

ガイドラインが「どう作るか」の規定に重心を置くのに対し、ブランドブックは「なぜそうするのか」という背景や情緒を語る点に特徴がある。読む人の共感を得ることを主眼とする。

多くの場合、社内やパートナーへの共有を目的として編まれる。同じ言葉でブランドを語れる状態をつくり、日々の判断のよりどころになる。

成り立ち

brand(ブランド)と book(本)を組み合わせた語で、「ブランドを一冊にまとめた本」を字義通りに表す。ロゴ規定を集めた技術的な冊子とは異なる読み物として区別されるようになった。

ブランドの理念を関係者に浸透させる必要が高まる中で、規範を並べるだけでなく思想を語る媒体として位置づけられていった。

使いどころ

ブランドブックは、新しく加わったメンバーへの導入や、外部パートナーとの目線合わせの場面で用いられる。仕様の細部よりも、世界観の共有を狙う。

ブランドガイドラインやインナーブランディングと組み合わせると、思想の共有から具体的な運用までを段階的に橋渡しできる。

参考・出典

Highlite 編集部(2026) 「ブランドブック」をめぐる用語ノート
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