表現

ネイティブ広告

Native Advertising

掲載先の記事やコンテンツに溶け込む形式の広告。体裁を周囲になじませ、違和感の少ない接触をねらう手法。

意味

ネイティブ広告とは、掲載先メディアの記事や投稿と同じ体裁をまとい、周囲のコンテンツに自然に溶け込む形式の広告を指す。目立って割り込むのではなく、閲覧の流れを妨げにくい接触をねらう。

ねらいは、広告らしさによる回避を避け、内容として受け取ってもらう点にある。読み物や動画としての価値を備えることで、届きにくくなった広告メッセージを受け入れられやすくする発想である。

一方で、広告であることが分かりにくいと、受け手を欺く懸念が生じる。ブランドの信頼を損なわないためにも、広告表記を明示する誠実さが欠かせない。

成り立ち

ネイティブ広告(native advertising)は、掲載環境に「なじむ(native)」ことを特徴とする広告形式を指す語として、デジタル広告の広がりとともに用いられるようになった。従来のバナー広告への回避傾向を背景に、コンテンツと一体化した接触手法として整理されている。

使いどころ

使いどころは、広告回避が進んだ環境でメッセージを届けたい場面である。読み物・動画としての価値を備えつつ、掲載先の文脈になじませる形で設計される。広告であることを隠すような見せ方はステルスマーケティングとして問題視されるため、明示の徹底が前提となる。

参考・出典

Highlite 編集部(2026) 「ネイティブ広告」をめぐる用語ノート
← 用語集の一覧へ