Brandri / 課題から探す / Webはあるが印象が弱い
Issue · № 06一貫性のある体験へ再設計

Webはあるが印象が弱い

「きれいだが記憶に残らないWeb」の原因は、デザインの質ではなく、サイト全体を貫く一つの主張が決まっていないことにある。

— 01 —ブランドのナレッジ

ケラーの連想ネットワークの考え方に立てば、Webの役割は情報を並べることではなく、社名と結びつく連想——「この会社といえば◯◯」——を植えつけることだ。主張が絞られていないサイトは、閲覧されても連想を残さない。

また印象は、ビジュアルだけでなく言葉のトーン、情報の順序、細部の所作(フォーム、エラー文言まで)の総和で決まる。バラバラに作られたページ群は、それ自体が「一貫性のない会社」というメッセージになる。

Sources · Kevin Lane Keller (2013) Strategic Brand Management

— 02 —解決アプローチ — 課題解決方法例

◆ 実務の進め方

— 03 —他社事例

言葉の設計から入り、Web体験まで一貫させた例。

▸ Highlite Works
Spacemole
価値の言語化→ロゴ→Web構築→検索UIまでを一連で設計。「探しやすさ」という体験自体をブランドの主張にした。
実績の詳細を見る(Highlite公式)→
▸ Highlite Works
Touch Star
技術の説明ではなく「触れて感じる体験」を軸にWebとインタラクションを設計し、事業のポジションを確立。
実績の詳細を見る(Highlite公式)→

一般には、製品数を絞り「シンプル」という一つの主張にサイト全体を従わせるAppleのWebが、一貫性設計の代表例とされる。

— 04 —Highliteの観点

Webリニューアルの相談を受けたとき、私たちが最初に見るのはデザインではなく「このサイトは何を一つだけ覚えてほしいのか」だ。それが決まっていない状態で作り直しても、きれいになるだけで強くはならない。見た目の手前にある主張の設計こそが、リニューアルの成否を分ける。

全部言おうとするサイトは、何も言っていない。— Brandri / Highlite editorial

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