Brandri / 課題から探す / 営業資料で価値が伝わらない
Issue · № 03伝わる構造と言葉への翻訳

営業資料で価値が伝わらない

資料が伝わらないのはデザインの問題である前に、「自社が何者で、なぜ選ぶべきか」の一行が決まっていない問題であることが多い。

— 01 —ブランドのナレッジ

ケラーのCBBE(顧客ベースのブランド・エクイティ)モデルは、顧客の頭の中に「何の会社か(認知)」が立って初めて「どう良いか(連想)」が積み上がると説く。営業資料も同じ構造で、冒頭で自社の定義が一行で立たなければ、後段の機能説明はすべて宙に浮く。

また資料は、営業担当者ごとの「話の上手さ」を平準化する装置でもある。属人的な説明のばらつきは、会社としての一貫性——ブランドの根幹——を接点レベルで崩す。

Sources · Kevin Lane Keller (1993) Conceptualizing, Measuring, and Managing Customer-Based Brand Equity

— 02 —解決アプローチ — 課題解決方法例

◆ 実務の進め方

— 03 —他社事例

「伝わる構造」を紙とWebの両方で設計した例。

▸ Highlite Works
Alchemy
新規事業の価値を独自フレームワークで分析し、ブランドブックから展示会ブース・チラシまで同じ骨格で展開。接点が増えても言葉が崩れない設計。
実績の詳細を見る(Highlite公式)→
▸ Highlite Works
Touch Star
専門性の高い触覚技術を、展示会ボードや名刺まで一貫したビジュアルで翻訳。CEATEC受賞の後押しとなった。
実績の詳細を見る(Highlite公式)→

一般には、複雑な保険商品を「シンプルな言葉と図解」で売り物にしたライフネット生命の資料設計が、翻訳の好例として知られる。

— 04 —Highliteの観点

私たちは営業資料を「ブランドの最前線」と見ている。Webは選ばれた後に見られるが、資料は選ばれる前に読まれるからだ。1枚の紙で語れない概念は、Webでも広告でも語れない。だからこそ資料づくりは、デザインの発注ではなく、自社の価値定義を仕上げる経営の作業として扱うべきだ。

1枚の紙で語れない概念は、Webでも広告でも語れない。— Brandri / Highlite editorial

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