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Issue · № 08残すものと変えるものの判断

リブランディングを検討中

リブランドの成否は、新しいデザインの質ではなく「何を残すか」の見極めで先に決まっている。

— 01 —ブランドのナレッジ

Muzellec & Lambkin の研究は、リブランディングを「ブランド資産の破壊・移転・創造のいずれか」として整理した。つまりリブランドとは本質的に、積み上げた資産をどう扱うかという資産管理の意思決定である。

顧客は刷新を「進化」とも「別人化」とも受け取りうる。分かれ目は、貫かれている約束——誰に何を約束する会社か——が連続しているかどうかだ。見た目を変えても約束が続いていれば、信頼は引き継がれる。

Sources · Laurent Muzellec & Mary Lambkin (2006) Corporate Rebranding: Destroying, Transferring or Creating Brand Equity?

— 02 —解決アプローチ — 課題解決方法例

◆ 実務の進め方

— 03 —他社事例

「残すもの」を見極めてから刷新した例。

▸ Highlite Works
KURUBI(久留米総合美容外科)
院長交代という節目に、地域で積んだ信頼を残しながらMVV・ロゴ・看板・Webまでを全面刷新。継承と刷新を両立させたリブランド。
実績の詳細を見る(Highlite公式)→

一般には、業績堅調の中で社名変更に踏み切ったユポ・コーポレーションのように、「攻めのリブランド」は主導権を持って残すものを選べる点で危機対応型と区別される。

— 04 —Highliteの観点

私たちがリブランドで最初に議論するのは、変える対象ではなく残す対象だ。変える候補はいくらでも挙がる。難しいのは、混乱の中でも手放してはいけない一点の見極めであり、それが決まって初めてデザインの議論が意味を持つ。リブランドは破壊ではなく、資産の引っ越しである。

リブランドは破壊ではなく、資産の引っ越しである。— Brandri / Highlite editorial

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