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Issue · № 09運用可能なガイドライン設計

デザインが社内でバラつく

バラつきの原因は現場のセンスではなく、「判断に迷ったとき何に従えばいいか」が用意されていないことにある。

— 01 —ブランドのナレッジ

ブランドガイドラインは、ロゴの余白規定の書類ではなく「不在の場面でもブランドらしい判断を再現するための仕様書」だ。Alina Wheeler が整理したように、アイデンティティの一貫性は接点の数が増えるほど設計と運用の両輪を要する。

ガイドラインが使われない最大の理由は、厚すぎて現場の速度に合わないことだ。規定の網羅性より、判断の再現性——迷ったときに10秒で答えが引けること——のほうが実務では効く。

Sources · Alina Wheeler (2017) Designing Brand Identity

— 02 —解決アプローチ — 課題解決方法例

◆ 実務の進め方

— 03 —他社事例

「使われるガイドライン」を小さく作った例。

▸ Highlite Works
ムクイル
簡易ブランドブックでメンバーの認識を統一し、展示会・チラシまで一貫した表現を実現。完璧な規定集より、判断が揃う最小セットを優先した。
実績の詳細を見る(Highlite公式)→
▸ Highlite Works
KURUBI(久留米総合美容外科)
ブランドブックを制作し、院内の掲示物からWebまで判断の拠り所を一本化。
実績の詳細を見る(Highlite公式)→

一般には、公共機関ながら数十年にわたり一貫した表現を保ち続けるロンドン交通局(TfL)のデザイン規定が、運用に耐えるガイドラインの古典例とされる。

— 04 —Highliteの観点

ガイドラインの価値は厚さではなく、現場が「見に行く回数」で測るべきだと私たちは考えている。分厚い規定集が棚で眠るより、4点だけの1枚が毎日参照されるほうがブランドは揃う。自社のVIを自分たちで設計・運用する苦しさを通ってきたからこそ、運用の現実に合う粒度を大事にしている。

ガイドラインの価値は、厚さではなく現場が見に行く回数で測る。— Brandri / Highlite editorial

自社はこの論点にどう答えられているか。5問・2分のブランド診断で現在地を測れます。

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